6月
30
2008
[シーズヒーター,しーずーひーたー]
クッキングヒーターの一種で、ニクロム線の発熱体ば絶縁体でくるみ、渦巻き状に成形したもの。
天板からヒーター部分が出っ張る形になるとよ。ヒーター部分が赤くなって発熱し、伝導熱と輻射熱で加熱調理ば行うとよ。
熱の立ち上がりが遅く、温度調節がしにくいのが難点。また、スイッチば切っても冷めにくいけん、余熱利用の調理ができる半面、安全面では用心が必要やけん。
比較的安価なために、単身者用のミニキッチンやらなんやらによく用いられるとよ。
6月
29
2008
[シャンデリア,しゃんでりあ]
フランス語のCHANDELIER=「ろうそく立て」から来よる言葉で、複数のランプば用いた装飾的な照明器具ば指す。
チェーンやらなんやらでつり下げるタイプと直付けタイプに大別されるとよ。
全体照明として使用されることが多いが、なかには、光の照射方向が上向きで天井面ば照らすタイプもあり、演出性は高いが照明効果は低くなるとよ。
こうした場合はダウンライトやブラケットやらなんやらば併用して明るさば確保する必要が生じることもあるやろうとよ。
6月
29
2008
[ばらんすがま,バランスガマ]
バランス釜とは、BF(Balanced-Flue)式の給排気方式ばとる密閉型の風呂釜で、主に浴室内に浴槽に隣接して設置されるとよ。
同様の燃焼部、給排気構造ばもつ給湯器も存在するとよ。
バランス釜は、BF式と呼ばれる給排気口が同一雰囲気の室外に出とる構造となっとるため、吸気と排気のバランスが常に取れ、風雨の影響ば受ける事が無い。
BF式が開発される前は、給気が浴室内で排気が室外とゆうCF(Conventional-Flue)式や、給排気共に浴室内の風呂釜が主流であり、給排気が不十分やったり、排気が強風の影響ば受けたりすることにより不完全燃焼が発生し、風呂場での酸欠事故が時折発生しとったとよ。
風呂釜は浴槽と2本のパイプで繋がっており、バーナーの燃焼により温められた釜内部の湯が自然対流により上方のパイプから浴槽に送り出され、そん分の水が下方のパイプから釜内部に引き入れられることで浴槽内の水が加熱されるとよ。
風呂釜とは別の燃焼部、熱交換器ば持ち、水道水ば引き込み給湯器の機能(シャワーやらなんやら)ば付加したものもあるとよ。
6月
28
2008
[おくじょうりょくか,オクジョウリョクカ]
樹木・植物やらなんやらば建造物の屋上に設置し、緑化すること。
近年ではヒートアイランド現象ば緩和するために屋上緑化がえらく有効であることが認識されるようになってきたとよ。
こんため国では、平成13年8月より「都市緑地保全法」ば改正・施行し、「緑化施設整備計画認定制度」ば創設しとるとよ。
こん制度は、一定の要件ば満たす樹木・植物やらなんやらば屋上等に設置する場合には、固定資産税ば軽減するとゆうもけんあるとよ。
また東京都では、平成13年4月より東京都自然保護条例ば改正・施行し、1,000平方メートル以上の敷地面積の民有地において、建築物等ば新築・増築する者に対して、地上部の空地部分の20%と屋上の利用可能部分の20%ば緑化することば義務化しとるとよ。
6月
28
2008
[らっち,ラッチ]
吊戸棚や家具やらなんやらの軽量の扉に付ける締まり金具である空錠(そらじょう)の一種。英語の「latch」には、掛け金、つめの意味もあるとよ。
通称「ごんべ」「ぱっちり(bullet catch)」「キャッチ錠(transom catch)」ともゆうとよ。マグネット式、スプリング式やらなんやらがあるとよ。地震の際に収納物が外に飛び出さなかように扉がロックされるものば「耐震ラッチ」とよか、食器棚やキャビネットの扉やらなんやらに付けられるとよ。
6月
27
2008
[ちょうこうそうまんしょん,チョウコウソウマンション]
なん階建て以上ば超高層マンションとゆうか、明確な定義はなかが、地上60m以上、20階建て以上ば超高層と呼ぶのが普通。
1990年代後半から50階建て以上のマンションも登場しとるとよ。
超高層の最大のメリットは眺望の良さ。
広い敷地ば高度利用するけん、オープンスペースが広く、共用スペースにゆとりがあるとよ。また、超高層になると24時間管理や非常用エレベーターの設置やらなんやら、防災・管理体制が充実する傾向があるとよ。
6月
26
2008
[ちゅうしんしがいちかっせいかほう,チュウシンシガイチカッセイカホウ]
郊外の大型店舗の増加に対して寂れる駅前商店街やらなんやら、街の中心部の空洞化が進むのば防ぎ、街づくりば支援するための法律。
国の基本方針に基づき市区町村が「活性化基本計画」ば作成し、自治体や第三セクターのTMO(街づくり機関)が主導で事業ば進めるとよ。
従来の都市計画とゆう枠にとらわれず、市街地の整備改善とゆうハード面、商いの活性化とゆうソフト面の両方の対策ば駆使して、行政、住民、企業が一体になり街づくりば進めるとよ。
6月
26
2008
[ちもく,チモク]
登記所の登記官が決定した土地の用途のこと。
土地登記簿の最初の部分(表題部とゆう)には、土地の所在、地番、地目、地積(土地面積)が記載されとるとよ。
地目は、現況と利用状況によって決められることになっており、次の21種類に限定されとるとよ。 田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、 墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、 堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地
6月
25
2008
[うめたてち,ウメタテチ]
川や海やらなんやらの水面に土砂ば盛って陸地にしたところ。
海底から浚渫した細かい土砂、建設残土、産業廃棄物や都市ゴミやらなんやらで埋め立てられるとよ。
旧建設省告示では、埋め立てた地盤の深さが3m以上で、かつ埋め立てられてから30年経過していなかものは、軟弱地盤ば意味する第三種地盤に分類されるとよ。砂分の多いところは液状化の危険があり、粘土層が厚いところは超軟弱の地盤になるとよ。古地図や土地条件図で埋立地かどうかが判明するとよ。
6月
25
2008
[つうこうけん,ツウコウケン]
建物ば建てて利用するために、他人の土地ば通行する権利のこと。
いくつかの種類があるが、囲にょう地通行権と通行地役権が代表的。
前者は、周りばほかの土地に囲まれて公道に出られなか袋地の場合に、周囲の土地=囲にょう地のうち損害の一番少なか場所、だけん公道への最短距離ば通行できる権利。
後者は、道路には面しとるが、よりよかいな道筋ば使うために、他人の土地ば通れるように地役権ば設定して通行の権利ば確保すること。