7月
05
2008
[ハウスダスト,はうすだすと,housedust]
ハウスダスト (House dust) とは、室内塵のことで、アレルギーば引き起こすいくつかのアレルゲンが混合したもの。ペットやらなんやらの動物やヒトの皮屑(フケ)、カビ、ダニ、および細菌やらなんやらが混ざったもけんあるが、ハウスダストアレルギーと言った場合、そん実態のえらいたくさんがチリダニ (House dust mite) の仲間の虫体および糞やらなんやらが細かく崩壊したものに対するアレルギーであることが多い。すなわち、ダニアレルギーとほぼ同義であるとよ。
広義であれば、読んで字のごとく室内塵そんものば指し、砂塵や繊維の屑やらなんやらも含む。
通年性のアレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎やらなんやらのアレルゲンとして主なもけんあるとよ。
6月
29
2008
[ばらんすがま,バランスガマ]
バランス釜とは、BF(Balanced-Flue)式の給排気方式ばとる密閉型の風呂釜で、主に浴室内に浴槽に隣接して設置されるとよ。
同様の燃焼部、給排気構造ばもつ給湯器も存在するとよ。
バランス釜は、BF式と呼ばれる給排気口が同一雰囲気の室外に出とる構造となっとるため、吸気と排気のバランスが常に取れ、風雨の影響ば受ける事が無い。
BF式が開発される前は、給気が浴室内で排気が室外とゆうCF(Conventional-Flue)式や、給排気共に浴室内の風呂釜が主流であり、給排気が不十分やったり、排気が強風の影響ば受けたりすることにより不完全燃焼が発生し、風呂場での酸欠事故が時折発生しとったとよ。
風呂釜は浴槽と2本のパイプで繋がっており、バーナーの燃焼により温められた釜内部の湯が自然対流により上方のパイプから浴槽に送り出され、そん分の水が下方のパイプから釜内部に引き入れられることで浴槽内の水が加熱されるとよ。
風呂釜とは別の燃焼部、熱交換器ば持ち、水道水ば引き込み給湯器の機能(シャワーやらなんやら)ば付加したものもあるとよ。
5月
15
2008
はいきんけんさ
鉄筋コンクリート造の設計で、鉄筋の配置を決定することを「配筋」、柱・梁・壁・スラブ・基礎それぞれの鉄筋の配置と、寸法・数量・種別などを示した図面を「配筋図」という。
コンクリートを打ち込む前に、この配筋図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを設計監理者によって調べる手続ききが「配筋検査」。
かぶり厚(鉄筋にかぶるコンクリートの厚み)が適切かどうかなど、強度や耐久性にかかわる重要な検査のひとつ。
5月
15
2008
はいぐうしゃこうじょ
ある個人に配偶者がいて、その配偶者が給与収入を得ている(他の収入はない)というケースを考える。
このとき、配偶者の給与収入が103万円以下であるならば、その個人の所得について38万円の所得控除を受けることができる。これを配偶者控除という。
5月
14
2008
はばき
壁の最下部で床に接する所に水平に設けられた化粧材のこと。
壁の最下部を物がぶつかる等の損傷や汚染から保護し、床の納まりをよくする。
木材、石、タイル、金属板、プラスッチック等が用いられる。
5月
11
2008
はいちず
敷地の形状、道路との関係を示し、敷地内に建物をどのように配置するかを表した図面。
隣地、道路との境界線、前面道路の状況などが図示され、敷地の寸法、高低差、道路幅、また建物と境界線との間の寸法や建物の最高の高さ、軒高などが記入される。
縮尺には100分の1または200分の1を用いることが多い。
また、これに門扉やフェンス、車庫、造園プランなどを書き入れ、外構計画を表す図と兼用するケースもある。
4月
12
2008
ぱっしぶそーらーはうす
パッシヴとは英語のpassiveでありここでは受動的という意味である。窓ガラスを大きくし、断熱をよくして、家の中の熱容量を大きくすることにより、太陽熱を保存する。大規模な家ほど有利である。
住宅は南に向け建てる必要がある。窓ガラスはすべて複層の波長選択ガラスを用い太陽光の近赤外線は通すが、冬季に遠赤外線として家の中から外へと放射されるエネルギーを逃がさないようにする。サッシュはすべて断熱性の良い木製、樹脂製とし伝導による熱損失を抑える。
ひさしは夏至のころには直射光が入らぬ長さと角度を計算して施工する。場合によりガラスの屋根を用い、その外側を可動式すだれで遮光する方式もある。屋根は太陽の熱が屋内に入らぬよう、反射率が高い屋根材を選び、断熱を工夫する。二重にして通気すると効果的である。
冬季には南面窓ガラスの外のデッキなどに赤外線を反射するアルミニウム製の反射鏡(アルミ缶を切り開いたもので十分)を置いてより多くの太陽熱を取り込む工夫もある。
入射した太陽光は壁、床で吸収される以外は対流で上昇するので、天井付近にある送風機で暖かい空気を床下に押し込む。床はコンクリート、レンガで施工し質量をなるべく大きくする。もっとも優秀なのはアルミニウムであるが、金属単体は高価であるので床下にアルミニウム鉱石のボーキサイトを入れると良い。あるいはアルミナ含有量の多い煉瓦でも良い。床は30cm 以上の厚みを持たせ、その中を天井からの暖かい空気が通過するようにパイプなどを通す。キーストン・プレートを用いて隙間を通気に使うのも良い。アルミニウムは原子熱が大きいからである。 壁はアルミナを多く含む煉瓦を積み上げ熱容量を稼ぐ。パッシヴ・ソーラーハウスは「魔法瓶のような家」というたとえがよく用いられる。多くの湯が入っている場合には冷めにくいからである。家の中を最大限重くするのが良い結果をもたらす。
要は太陽熱を12時間程度保持するための魔法瓶を作ることであり、それ以上の性能は期待してはならない。悪天候で日照がない時には、当然補助暖房装置が作動するが、断熱が良いのでその維持費は非常に小さくて済む。
暖炉を設置するときは室内の空気で燃やすのではなく、外気を導入して燃焼させ、熱交換器で室内の空気を加熱するタイプを選ばねばならない。
このような工夫を292m²総二階建に施した実例では、冬至の日照時間7時間で、翌朝の気温は-4℃であったが室温21度を記録している。蓄熱の床コンクリートは12トン、壁の煉瓦は6トンを使用。
壁内結露を防ぐため、内壁と断熱材の間に完全な防湿膜を施工し、室内の水蒸気が外部に蒸散するのを防ぐ。
大きな家が有利というのは、大きくなると熱が放散する表面積が、エネルギーを蓄積する体積に対して相対的に小さくなるからである。
すべての部屋が同じ温度になるので温度差を嫌う老人などに適する。
日本の夏のような高温多湿期には、冷房装置が稼動するが、断熱性能が良いので全館冷房でも維持費は驚くほど低額である。夏の夜間が冷え込む地域ならば、夜間に冷気を取り入れて対流で壁、床を冷やす方法もあるがこの方法では湿度を下げることはできない。
保守費用はほとんど掛からない。維持費用は天井から床下への送風機(300W程度)だけである。
南側の窓の内側に蓄熱壁を置く方式(発明者の名をとりトロンブ壁という)もあるが眺望が妨げられる。日本の都市部では視線をさえぎる意味で有効な方式ではある。また黒いポリエチレン容器に水を入れて南側窓際に並べる人もいるが、日本のように面積的に余裕のない場合には難しいし、ポリエチレンの光による劣化の問題も大きい。
住む人の心構え
「太陽熱を最大限吸収し、逃がさない」という気持ちが大切であり、太陽の動きを見てこまめに送風機の起動停止を行う。ガスによる調理を廃止し、電気加熱(できれば電磁調理器で)による調理にして、換気量を最小にする。補助空調装置は室内に水蒸気、二酸化炭素をださないFF式暖房機やヒートポンプのみとし、開放型のガスストーブ、石油ファンヒーターは使ってはならない。 風呂の換気は熱交換器つきの同時吸排気方式のものを用いる。便所の換気は人感センサーつきの時限式換気扇を用い、不用意な長時間の排気を防ぐ。屋内の喫煙は禁止する。
[source by フリー百科事典wikipedia]
4月
12
2008
ばるこにー
バルコニー (balcony)は、イタリア語のbalconeから由来した言葉で、一般に建物の壁面部分に手すりをつけて外部に乗り出すようなかたちでそり出したスペースで、概ねそのスペースを支える支柱のようなブランケットがついている。伝統的なマルタ風バルコニーは、壁面から張り出した木造のバルコニーである。
バルコニーは建物から外部に突き出したような形を採るか、でなければその上の階の一部が屋根なしになったような形を採っている。後者の場合、正面のみ手すりがあり、一方は壁面になる。通常、このバルコニーに出るためのドアが設けられている。